川崎自立学習塾の及川です。
各中学校、合唱コンクールも終わり、いよいよ中間テストの準備期間に入ります。
中学3年生は今回も9教科!
気を抜かずに頑張りましょう!
中学3年生対象の公立高校入試模擬試験(Wもぎ)は次のとおりです。
11月20日(日)実施 ※11月6日(日)受付締切
受験をご希望の方はお早めに。
さて、中学3年生の先輩たちが受験へ向けて本格的に動き出していますが、中学1,2年生のみなさんはどうでしょうか?
受験はまだまだ先の話?
思ったより成績が伸びず少し不安?
今回はそんな中学1,2年生へ向けてお話をしようと思います。
中学1年でぶつかる壁
小学校から中学校への進学はさまざまな変化があります。
・私服通学から制服通学へ
・教科書や補助教材が一気に増える
・生徒数が多いため教師の目が届きにくくなる
・クラブ活動より本格的な部活動の開始
ぱっと思いつくだけでもこれだけの変化があります。
肝心の学習面では、『算数』が『数学』に、『英語(英会話)』が『英語(英文法)』になります。
これは「教科名が変わるだけ」という単純な話ではありません。
まず『数学』ですが、入学してすぐに『負の数』という概念について学習します。
いわゆる『-(マイナス)の数』です。
慣れてしまえば簡単に感じますが、はじめて触れる中学1年生にとっては大きな壁となります。
この『負の数』を理解しないまま学習を進めてしまうと、その後のすべての計算問題が解けなくなってしまいます。
次に『英語』です。
小学校では日常的なあいさつや受け答えなど、『英会話』に重きを置いていました。
しかし、中学校では『英文法』として細かく教わることになります。
文法として学習する際につまずきやすい原因は『文化の違い』によるところが大きいです。
代表的な例として、『数えられる名詞』『数えられない名詞』の区別が挙げられます。
日本語を話す時には気にしたこともないと思いますが、英文法を学ぶうえではとても大切な考え方です。
中学2年から高校受験は始まっている
公立高校への受験を考えている人はほとんど知っていると思いますが、高校へ提出する『内申点』は『2年後期の評定+(3年前期の評定×2)』という計算で決定します。
これだけ聞くと、「じゃあ2年の後期から頑張ればいいじゃん!」と思うかもしれません。
しかし、そうはいかないのです。
一般的に、学校の評定評価(5段階のもの)はひとつの期間にひとつしか変化しません。
例えば、前期で2を取った教科は後期で4を取ることはできません。
2年後期の評定で4を狙うなら、2年前期時点で3以上を取らなければいけないのです。
早めの対策を
高校受験は中学3年生だけの話ではありません。
中学2年の初めから意識を、もっと言えば中学1年の基礎を理解しておくことがとても大切です。
定期テストで高い点数を取れればいいのですが、どんな問題が出されるか分からない。当日の体調や集中力によるので確実とは言えない。
そのため、日頃の宿題やレポート、提出物に積極的に取り組み、テスト以外の場面で評価を上げるのが一番簡単で確実です。
「自宅では集中できない」
「提出物が面倒で後回しにしがち」
という方は、ぜひ一度学習相談へお越しください!
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