今週からいよいよ夏休み突入!
後悔しないよう、遊びや勉強の計画はきちんと立てていますか?
前回は中学校での評定評価のお話をしましたが、今回は受験生としての夏の過ごし方についてお話したいと思います。
高校受験を控える中学3年生にとって大事なことは、必ずしも勉強だけとは限りません。
夏休みの間に、高校の学校説明会・学校見学会へ行ってください!
「そんな当たり前のことを…」と思うかもしれませんが、いくつか大事なポイントがあります。
①偏差値や評判以外の目に見えない情報を手に入れる
高校は3年間で1日の大半を過ごす場所です。
質の良い教育や環境が整っていることはもちろんですが、「学校生活を快適に送れるか」ということも大切な要素です。
例えば、よく使うトイレが古かったり汚かったりするだけで小さなストレスが溜まっていきます。
私自身の体験談ですが、高校内のほとんどのトイレは最新式の洋式トイレでしたが、2,3年生の理系クラスが使うトイレだけは古い和式トイレでした。
(学校見学の時点では一部の施設しか見ていませんでした。。)
自分がその高校に入学した後のことを想像し、自分が所属するであろうクラス、部活動、委員会の周辺環境をよく観察するようにしましょう。
②実際の電車・バス・徒歩での感覚をつかむ
受験情報では、「最寄り駅」と「駅から徒歩で何分かかるか」しか分かりません。
しかし、実際に電車やバスを使ってみると「駅構内が複雑でスムーズに乗り換えできなかった」という話はよくあります。
また、最寄り駅までは問題なくたどり着けても、「駅から学校までの道が上り坂になっていて実際の時間よりも長く感じた」という例もよく聞きます。
毎日遅刻せずに通うことを考えると、電車などの乗り換えがスムーズにできるか、学校周辺の地形はどうなっているか、というのは必ず確認しておいてください。
③面接官の心証を良くする
ここが一番大切なポイントです!
高校の説明会・見学会に参加する際、受験担当者に必ず「名前」「学校名」を伝えますが、この時点で執拗にアピールする必要はありません。
元気よくあいさつをすれば十分です。
ただ、説明会や見学会は1回参加すれば良いというわけではありません。
特に第一志望の高校であれば、できるだけ何回も参加してください。
「〇〇中学校の〇〇さんは〇回参加した」という記録がしっかり残ります。
公立高校でも私立高校でも、入試の際は必ず面接試験をおこないます。
面接官が参考にする資料にその生徒が説明会・見学会に参加した回数が記載されている可能性は大いにあります。
参考資料にそのような情報が記載されていない場合でも、志望動機を尋ねられた際に「説明会・見学会に複数回参加し、どんなところに魅力を感じたか」をきちんとアピールできれば、心証はかなり良くなるはずです。
ここ数年はコロナウイルス感染拡大の影響もあり、説明会・見学会の開催日および時間帯には制限がかけられています。
少ないチャンスを有効に活用できるよう、夏休みの計画はしっかり立てておきましょう。
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