まだまだ暑い日が続いていますが朝晩は涼しい日も増え、少しずつですが秋の訪れを感じています。
川崎自立学習塾では現在、公立中学校の期末テスト対策を実施しています。
気になる方はぜひこちらをご覧ください!
今回は、期末テストを控えた生徒から寄せられた相談のひとつをご紹介します。
Q. 『思考・判断・表現』の評価はどうすれば上がるのか?
これは学校での成績評価基準である『観点別評価』のうちの1項目を指しています。
こちらの記事で詳しく解説していますので、ご参考にどうぞ。
学校での提出課題・定期テストは、『知識・技能』と『思考・判断・表現』という2項目の評価に関係します。
ふだんの提出課題と定期テスト両方に当てはまりますが、基本的には
知識・技能 = 教わった内容を正し覚えているか
思考・判断・表現 = 教わった内容を応用できるか
ということが評価基準になります。
知識・技能 = 教わった内容を正しく覚えているか
教科書に載っている用語や公式を理解しているかを指しています。
具体的な例を挙げると、テストなどで決まった答えがあるものがこれに当たります。
英単語や漢字などは事前に出題範囲がわかっていることも多いので、ひたすら練習をくり返し暗記できれば確実に点数をかせぐことができます。
思考・判断・表現 = 教わった内容を応用できるか
教わった内容の本質を理解しているか、また、自分の言葉で説明できるかを指しています。
具体的な例を挙げると、テストなどで決まった答えが無いもの(記述解答形式)がこれに当たります。
今回の相談内容はまさにここが焦点となります。
一般的に記述解答形式の問題が苦手な生徒は多いのですが、それに加えて、このような問題は出題者の傾向によって難易度が大きく変わります。
万全の対策を講じることはとても難しいのです。
それでもなんとか点数をかせぎたい!
捨て問題にはしたくない!
という場合は、優先順位を決めることをおすすめします。
1.学校で配布される問題集
学校で教科ごとに問題集が用意されている場合は、まずその問題集をやってください。
どの教科、どの出題者でも、学校の問題集から出題されることが一番多いです。
2.授業内で説明された内容
テストに出題する予定のものは、先生が授業内で強調して説明していることがあります。
「やけにこの部分の解説が長いな…」という心当たりがあれば、そこを中心に復習しましょう。
3.市販の教材やインターネット上で公開されている問題
上で挙げた1,2を確認した上でまだ心配な部分があった時は、学校とは関係のない問題にも目を通してみるといいかもしれません。
テストを作成する先生によっては、どこかの過去問を引用することが多い、という話も聞きます。
ここまでの話を踏まえて、今回の相談に対する私からのアドバイスはこちら。
A.学校の問題集、プリント、先生の解説のなかにヒントはあります
不安になってあちらこちらと目移りせずに、まずは持っている資料を隅々まで見てみましょう。
テストで正確に解答することは難しくても、『努力をした』ということが採点者に伝われば部分点をもらえるかもしれません。
0か100か、ではないのが記述解答形式の良いところです。
今まであきらめていた人も、これを機にぜひ挑戦してみてください!
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