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和訳から広がる英語と文化理解

こんにちは!

川崎自立学習塾講師の宮田です!

 

みなさんが中学や高校の受験、模擬試験、自習、テスト、英検などで和訳の勉強をする時、どんな方法で訳していますか?


いろいろな訳し方があると思いますが、大切なのは、そのまま英単語を日本語に置き換えるだけではなく、その言葉が持つ文化や感情もしっかりと伝えることです。

和訳のスキルを磨くことは、言語だけでなく、文化への理解を深める素晴らしいチャンスになります。

 

いくつかの日本語のフレーズを例に挙げ、どうすればより良い英語に翻訳できるのか、見てみましょう。

 

いただきます

✴そのままの翻訳: "I will eat."

✴より良い翻訳: "Let's eat" / "I'm grateful for this meal."

 

単に「I will eat」と言うと、食べる行為を述べているだけですが、「いただきます」には食べ物への感謝が含まれています。

「Let's eat」はみんなで食事を始める時の言葉として、また「I'm grateful for this meal」はその食事に感謝していることを表しています。

 

ごちそうさまでした

✴そのままの翻訳: "That was food."

✴より良い翻訳: "Thank you for the meal."

 

「That was food」と言うと、食事があったという事実だけを言っていますが、感謝の気持ちは伝わりません。

「Thank you for the meal」で、食事を作ってくれた人への感謝をしっかり伝えることができます。

 

お大事に

✴そのままの翻訳: "Be careful."

✴より良い翻訳: "Take care" / "Get well soon."

 

「Be careful」と言うと、単に注意を促しているだけですが、「お大事に」と言う時は、病気や怪我をした人への回復を願う気持ちが込められています。

「Take care」や「Get well soon」でその気持ちを伝えることができます。

 

失礼します

✴そのままの翻訳: "I do rudeness."

✴より良い翻訳: "Excuse me" / "I'll be leaving now."

 

「I do rudeness」と直訳すると意味が通じません。

「Excuse me」は人の邪魔をする時や部屋を出る前に使う言葉で、「I'll be leaving now」は退席する時に丁寧に伝えることができます。

 

 

これらの例から分かるように、翻訳する時は、言葉が持っている文化的な意味や感情を正しく伝えることが大切です。

 

正しい翻訳は、元のメッセージの意味を保ちながら、受け取る人の言語や文化への敬意を示すものです。

英語の勉強では、文法や会話、読解力を鍛えることで、より深い文化的理解と正確なコミュニケーション能力を身につけることができます。

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